▲2006年4月 初めて市役所へ行く

2006年4月、改正介護法が始まった。
TVや新聞、ネットニュースでは
新介護法での影響が次々と報じられ、
介護の切捨てが問題になってきていた。
そこで私は、4月の後半の連休に入る少し前に
市役所へ赴き現在の状況を尋ねることにした。
介護保険課の介護認定窓口である。
女性職員が応対に出てきた。
仮に「Aさん」としておこう。
まずは認定方法の変更のあらましと
実際の阪南市での対応について聞いてみた。
直接市役所に聞きに来た理由として、
阪南市のHPは2002年の時から更新されていず、
今度の介護法改正に対する情報がまったく知ることができないからと伝えた。
また市の広報にもほとんど掲載されていないためとも言った。
■阪南市での「要介護1」から「要支援2」への変更はどのくらいか尋ねたところ、
およそ9割との答えが返ってきたが、
まだ始まったばかりなので
これからはどうなるか分からないとの事であった。
9割と言う答えには驚いた!
■電動車いすの保険適用について尋ねたところ
原則、要介護1までは保険適用ができないと言われ、
改正法の条文では自治体の判断で貸し出しができるとも書いてあった。
■それで阪南市ではどう対応しているのかを聞くと、
まだ決まっていないので今はなんとも言えない。
■地域包括支援センターについて尋ねてみると
まだ活動できていないので
どのような事ができるのか、まだ分からない。
・・・・
その他にもいろいろと聞いては見たものの
とりあえずスタートはしたが
まだ市では対応しきれていなくて
これからの会議で次々と決まっていくと言うことであった。
■会議で決まったことはどうすれば市民(私)が知ることができるのか?
HPに掲載されるのか→たぶんされません。
広報に載るのか?→分かりません。
では度々この窓口にやって来なくてはならないのか?
Aさんは、この件で決まったことがありましたら連絡させていただきますと言ってくれた。
それでとりあえず話が終わったのだが、
Aさんは、そのまま席を立って行ってしまおうとしていた!
「ちょっと待ってください」
「私は、名前も住所も電話番号も、何も言ってないんですが、
どのようにして私に連絡してくれるのですか?」
Aさんは、始めから連絡する気など無かったのだ!
窓口での対応はその場限りの方便だったのだ!
そのことは後日にも同じようなことをされたため
確信を持って、そう言えるのである!
一応名刺を渡したものの
それから8ヵ月後に再会するまで
何の連絡も無かったことは
当然のことであった。
今回このブログを書こうとした発端が
この日の市職員の対応であった。

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